・2024年度(令和6年度)の研究テーマ
・陶磁器の鋳込み成形技術のデジタル化とその応用【地場産業の技術承継・新商品開発プロジェクト】
鋳込み成形におけるスラリー調整や鋳込み圧力等の条件を数値化し、成形体の密度均一化による品質向上を図る。また、成形条件に関するデータを蓄積し、省力化・自動化への対応や技術継承への活用を目指す。
・シミュレーションを活用したセラミックスの設計・評価技術の確立【新価値創造によるサスティナブル社会推進プロジェクト】
CADやシミュレーションを活用して陶磁器製品や窯道具の設計・評価技術を確立する。これにより、製品の高性能化や製造時の省エネルギー化を図るとともに、科学的根拠に基づく製品設計の実現を目指す。
・半導体製造用セラミックス部材の製造技術確立に関する研究【産業活力創出支援プロジェクト】
半導体製造装置に用いられる炭化ケイ素などのセラミックス部材を対象として、安価で信頼性の高い製造プロセスの確立に取り組む。これにより、半導体関連分野への県内企業の新規参入を支援する。
・無焼成固化技術を用いたセラミックス製品の開発【地域密着型研究】
焼成を必要とせず熱エネルギーを大幅に削減できる無焼成固化技術について、原料混合、成形、養生等の製造条件を検討する。さらに、モデル製品を試作し、地域企業による製品開発への技術活用を目指す。
・陶磁器製造における異物由来不良率の低減に関する研究【地域密着型研究】
陶磁器製造における異物混入による不良の低減を目的として、異物の種類、発生場所、発生原因を調査する。また、製造工程における異物の検出方法や検出機器を検討し、効果的な異物混入の低減方法を確立する。
・タイル製品の外観検査自動化に対する精度向上に向けた取り組み【地域密着型研究】
先行研究で開発したタイル製品の外観検査デモシステムを基に、深層学習によるOK/NG判定モデルや画像処理手法等の改良を行い、製造現場での活用に向けて判定精度と処理速度の向上を目指す。
・陶磁器・タイル製造時におけるCO2排出量評価【地域密着型研究】
陶磁器・タイルの製造工程ごとのエネルギー使用量を測定し、製品重量当たりのCO₂排出量を評価する。生産規模や製造方法による違いを明らかにし、効果的なCO₂排出量削減に向けた基礎データを整備する。
・栗皮を活用した陶磁器ブランド製品の開発~SDGs【地域密着型研究】
東濃地域の特産品である栗の皮を灰にして釉薬原料として活用し、新たな栗皮釉薬を開発する。さらに、栗皮釉薬を用いた菓子器を試作し、地域の栗菓子と組み合わせた新たなブランド製品の開発を目指す。
