・2023年度(令和5年度)の研究テーマ
・機能性ナノ複合粒子の活用技術の開発【革新的モノづくり技術開発プロジェクト】
粒子の表面状態を制御して均質に混合することにより、様々な複合材料・複合粒子の作製技術を開発する。また、粒子表面改質制御装置を活用し、実用化に向けたスケールアップ技術について検討する。
・陶磁器の鋳込み成形技術のデジタル化とその応用【地場産業の技術承継・新商品開発プロジェクト】
鋳込み成形におけるスラリー調整や鋳込み圧力等の条件を数値化し、成形体の密度均一化による品質向上を図る。また、成形条件に関するデータを蓄積し、鋳込み成形の省力化・自動化や技術継承への活用を目指す。
・シミュレーションを活用したセラミックスの設計・評価技術の確立【新価値創造によるサスティナブル社会推進プロジェクト】
CADやシミュレーションを活用して陶磁器製品や窯道具の設計・評価技術を確立する。これにより、製品の高性能化や製造時の省エネルギー化を図るとともに、科学的根拠に基づく製品設計の実現を目指す。
・タイル製品の外観検査自動化に対する精度向上に向けた取り組み【地域密着型研究】
先行研究で開発したタイル製品の外観検査デモシステムを基に、深層学習によるOK/NG判定モデルの改良や検証を行い、外観検査の自動化に向けた判定精度のさらなる向上を目指す。
・粘土鉱物を用いた超親水性材料の開発【地域密着型研究】
固体表面への異物付着の防止や洗浄性の向上を目的として、粘土鉱物を利用した親水性コーティング剤を開発する。材料の機能・品質向上を図るとともに、粘土鉱物原料の新たな付加価値の創出を目指す。
・栗皮を活用した陶磁器ブランド製品の開発【地域密着型研究】
地域特産の栗から生じる栗皮を灰にして釉薬原料として活用し、新たな栗皮釉薬を開発する。さらに、栗皮釉薬を用いた菓子器を試作し、地域の栗菓子と組み合わせた新たなブランド製品の開発を目指す。
・陶磁器製造における異物由来不良率の低減に関する研究【地域密着型研究】
陶磁器製造における異物混入による不良の低減を目的として、異物の種類や発生場所、発生原因を調査する。また、製造工程における異物の検出方法や検出機器を検討し、効果的な異物混入の低減方法を確立する。
・陶磁器・タイル製造時におけるCO2排出量評価【地域密着型研究】
陶磁器・タイルの製造工程ごとのエネルギー使用量を測定し、製品重量当たりのCO₂排出量を評価する。生産規模や製造方法による違いを明らかにし、効果的なCO2排出量削減に向けた基礎データを整備する。
